アロマセラピーとは

私の考えるアロマセラピーとは
 植物のエネルギー(自然、大地のエネルギー)を体の中に取り込んでいく療法と考えます。

 アロマセラピーは、香り(アロマ)と療法(セラピー)の複合語で、「芳香療法」と訳されます。植物から抽出した100%天然のエッセンシャルオイルやハーブを使って私たちの心や身体を健康で元気に保つ為の自然療法と言えます。フランスでは予防医学として一般家庭に浸透していて薬として処方されているようです。日本では雑貨扱いになりますが、使用しているエッセンシャルオイルには薬理効果もあり、専門的な知識が必要になってきます。

エッセンシャルオイルとは

 バラの花びらを潰したり、ペパーミントの葉をつぶしたりすると、液体が滲み出てきます。それらの少量の液体がエッセンシャルオイルです。エッセンシャルオイルは高濃度の植物エキスで、それらが持つたくさんの薬理効果により私達に自然の植物エネルギーを提供してくれるのです。ほとんどのエッセンシャルオイルは、水よりも軽く脂溶性です。

エッセンシャルオイルの抽出方法

水蒸気蒸留法  水蒸気蒸留法は最も一般的で、葉や茎、樹皮から液体を抽出する最も伝統的な手法です。ほとんどのエッセンシャルオイルは抽出する際、材料となる植物を容器に詰め、底から蒸気を吹き込みます。それによって植物の芳香分子が溶かされたのち、冷却器で凝縮させ液体化します。比重が異なることから芳香油が水の上に浮き上がり、その油の部分がエッセンシャルオイルになるのです。
圧搾法  柑橘系のオイルの抽出に多く利用されます。果皮の外部の部分に含まれるオイルを圧搾の上、ろ過してオイルを抽出します。

アロマケアの歴史

 昔から香りは神に関わる儀式や、死者への弔い、病人への薬、異性への媚薬と色々と利用されたようです。6000年以上も前の古代エジプトでは、現代のエステティックの基礎となるような技術的なマッサージが盛んで、香水、ハーブオイル、バルサム、樹皮などが、防腐技術や宗教的儀式に利用されていました。

 アロマケアの使用は、エジプトからイスラエル、ギリシャ、ローマなどの海洋地域全体に広がりました。それぞれの文化ではオイルを使った香料の製造が発達しました。時代と共にほとんどの知識が失われてしまいました。

 

 この習慣が失われることなく現存する唯一の国はインドです。現在日本のエステ市場でも広く知られているアーユルヴェーダ(インドの民間治療法)は、オイルの使用の最も古い形で、何千年も前に始まって以来、継続的に行われています。17世紀から18世紀にかけての現代科学の到来により、ほとんどのハーブは失われることとなってしまいました。しかし、1928年、フランスの科学者ルネ=モーリス・ガットホセにより再び発見されることとなったのです。彼は研究室で作業中、腕にひどい火傷を負い、その瞬間冷たい液体の入ったバケツに腕を入れました。その液体は偶然にもラベンダーオイルだったのです。その後痛みが和らいだ上、赤くなったり、炎症を起こしたり、水疱が出来なかったことから、アロマのちからを再び実感したのでした。これにより、健康を目的としたエッセンシャルオイルの使用が西洋文明に復活しました。

アロマセラピー効果

 エッセンシャルオイル(精油)の成分は鼻や皮膚を通して私たちの身体の中に取り入れられます。皮膚から浸透した成分には血液の中に入って全身を巡り病的な細胞にダイレクトに働きかけ健全にしてくれます。最後には腎臓で無毒化されて体外に排出されます。このときに体中の老廃物も一緒に排出されデトックス効果にもたけています。またアロマの香りは、最初鼻控の奥に取り込まれ、電気信号に変えられて脳の中枢である大脳辺縁系に届きます。その刺激により脳内に各種の内分泌が放出しやすくなります。そのことにより心や身体に様々に有用なことが起こります。そして本来持っている自然治癒力を高めてくれ、病気に強い身体になるのです。最近では、アロマセラピーは代替医療として認められるようになってきています。

タッチングの有効性(アロマオイルを用いたトリートメント)

 アロマセラピーのマッサージの基本はタッチ(触覚)と香り(臭覚)の融合にあります。体の体液と筋肉の流れに沿って、精油をブレンドしたオイルでマッサージをする、これがアロママッサージです。香りをかぐことで呼吸が深まり、神経系やホルモン系、循環器系のバランスも整い心身がゆったりとリラックスします。また精油の成分が皮下に浸透する過程で皮膚組織のコンディションも整ってきます。

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